モテ学

・モテ学とは?

「モテる」という抽象的であるにも関わらず人的ステータスに影響する概念に嫌気がさし、形式化したものをモテ学という学問に修めた。ちょっとかっこよく言ってみたが、ただの筆者の暇つぶしである。

 

・モテるの数値化を図る

 簡単に言えばモテるを数式化すれば少し面白いんじゃないかということでモテ学を語っていくのだが、数値化するに当たって基準値なるものがやっぱり欲しい。モテるにあたって何かしらの基準があるはずだが、通説によると人間の成長過程において異性に性的感情を抱く要素というのは変わっていくらしく(例でいうと小学生は足が速い子がモテる。中学生になると面白い子がモテる。などなど)となると決めがたいのはある。しかし、自分はどの年代においても揺るがない一つの要素を見つけた。それは「顔」である。

 やはり顔は重要な基準値といえよう。当たり前である。生物の目的の一つに「子孫を残す」というのがあるが、その目的の為に、生まれた子供もまた子孫を残すために親が良い遺伝子を見つけ、搾取するのは、生物本能において至極当然のことである。顔はブレない。人は顔から入る。これは間違いないことなのだ。

 さぁここで性格至上主義者からの反論がくるはずだ。「人は性格が一番大事」これは確かにそうである。しかし、そんな彼らも顔面レベルに基準を設け、それを越したものの中から性格の選別をしているはずだ。というか、無意識にそういう事を行って性格至上主義を論じる人間ほどタチの悪い者はいない。どんな状況下においても顔は絶対的要素なのである。

 という訳で、早速数値化していきたい。まず顔の基準値を200~-200までに設定する。そこから各要素を和、または積にて加算していく。顔の基準値の決め方なのだが、日本顔面得点製作委員会を設け、街角アンケートによる統計、そして集計の流れにすれば納得のいく得点の評価ができるだろう。そして基準値を決め、計算を開始する。

 お気づきになられたかと思うが、基準値には負の値や0が存在する。ここは重要である。つまりどんなに加点要素を得たとしても決してプラスにならない人がいるということである。0に何かけても0。この世は辛辣である。

 しかし、俗に言うブスの方々も諦めないで欲しい。これはあくまで絶対評価のはなしである。絶対評価の目的はあくまで一般論であり、客観的視点であることは忘れないで欲しい。つまり、ただの指標でしかなく、実用性のある方は相対評価である。

 

絶対評価相対評価

 統計化した絶対評価で仮にマイナスだとしても、相対評価としてみればまだ挽回のチャンスはあることは少し全文で述べた。というのも世の中には所謂「ビーセン」という生物がいる。ここでは正式名称である顔面趣向適合障害と言わせていただく。

 つまり、絶対評価には大きなブレがあり、正直いうと当てにはならない。ブスの諸君、安心してほしい。

 相対評価は一個人視点による完全主観のものであり、実際にはこれにより恋人になる、ならないの基準が決まる。

 あくまでモテるというのは多数の異性に性的対象に見られることであるので、モテ学におけるモテ値によって必ずしも恋人の有無を判断する基準では無いことを心にとどめといてほしい。(勿論確率的話になるとモテ値というのは力を発揮するが)

 

・理想

 理想の高低について討論が行われるのはよくあることである。これはどれ位のモテ値によって性的対象とみなすかどうかということである。

 一般的に1000mt(モテ)以上を性的対象と見る者を「理想が高い」に当てはまる人間としている。

 

・まとめ

これはモテ学のほんのプロローグに過ぎない。詳しく知りたいものはモテ学研究室室長大和田の所まで来て欲しい。